投稿日:2020年05月30日
立ち読み『風のはなし』5
ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今日は“琉歌”の話。短歌の<五七五七七>の句並びとは違って、琉歌は<八八八六>で言葉をつむぎます。この琉歌の話が『風のはなし』では次のようにありました。 そういえば、この季節の風を読ん...
投稿日:2020年05月29日
ボクネン作品にみる近未来『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』
「ボクネン作品にみる近未来」の5回目です。今回は『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』(2002年、掲示作品)。ボクネン作品には、自然や文化を謳歌したものが数多くあります。しかし、そのほかに未知の世界の恐怖や地球の行く末を案じるような作品も少なくありません。 ここに掲載した『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』も、地球の歴史は必ずしも人間ば...
投稿日:2020年05月21日
ボクネン作品にみる近未来『宙を刺す』
少しずつ新型コロナウイルスの解除が特定地域を除いて全面解除も始まったようです。しかし、まだまだ気の緩みは許されません。たとえ、何ヶ月後に落ち着いたようにみえても、これからの世界は“ウイルス”に対して、なんらかの意識改革をしなければならない気がします。 芸術家たちは絵画、小説、映画などの作品世界で、こんな時代が...
投稿日:2020年05月18日
立ち読み『風のはなし』4
ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。沖縄地方は5月12日に梅雨入りしました。それにまつわる話です。沖縄では梅雨入り時と梅雨明け時に吹く風を、それぞれ「クルフェー(黒南風)」と「シルフェー(白南風)」という言い方で表現しています。 「クルフェー(黒南風)」...
投稿日:2020年05月15日
ボクネン作品にみる近未来『蟲河』
ボクネンが2002年に描いた作品に『蟲河』(むしかわ)というのがあります。蛾や蝶やトンボらしき大群が夜空を飛翔しているものですが、その群れは大河のように宇宙の彼方らしきどこかに集団移動をしているように見えます。 ボクネン作品には亜熱帯の色彩と大胆なタッチが画面を覆いつくしている画想が多いですが、『蟲河』のよう...
投稿日:2020年05月11日
立ち読み『風のはなし』3
ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今回は啓蟄(けいつち)」のページです。 次(つぎ)に、「啓蟄」です。 三月六日頃。旧暦では二月の始め。 「啓蟄」は冬籠(ふゆごも)りをしていた虫達が、穴の外に這(はい)い出るという意味ですが、ここ...
投稿日:2020年04月21日
『さきよだ』
新型コロナ感染でいま、世界が稀に見る不安な毎日を余儀なくされています。その不安を少しでも癒そうと、アーティストたちが連帯の輪を広めるべくネットの世界で奮闘しています。この状況を乗り切るには、音楽や絵画こそ人々の魂を救うのだと言う人も少なくありません。 本日4月21日現在、新型コロナ感染による死亡者数は186名...
投稿日:2020年04月13日
ボクネン作品にみる近未来『飛蝗』
残念ながらボクネン美術館は、先週4月10日より新型コロナ感染拡大抑止のため休館しています。当面は4月21日に再開するつもりですが、まだ余談を許しません。しばらくは静かに動かず、じっとしていようとおもいます。「じっとなんかしてられないよ」という方もいるかも知れませんが、医療関係者などそれぞれ命に関わる現場で働いてい...
投稿日:2020年04月06日
ヤワタ。
新型コロナウイルスの余波で外に出歩くこともままならないし、旅行などにもなかなか行けるものではない状況になってしまいました。 それでも我がボクネン美術館は、なんらかの清涼感を伝えたくて春の展示会『春の輝き』〜 “草花”は人間の仲間です 〜を始めました。ネット上で少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。 さて...