立ち読み『風のはなし』5

 

ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今日は“琉歌”の話。短歌の<五七五七七>の句並びとは違って、琉歌は<八八八六>で言葉をつむぎます。この琉歌の話が『風のはなし』では次のようにありました。

 

そういえば、この季節の風を読んだ琉歌にこういうのがあります。

「カンルニシカジ(寒露北風)ヤ ナミアラサアムヌ

シムクダルニシ(霜降北風)ヌ フカバノモリ」

「寒露の北風」は波が荒く危険ですので、「霜降の北風」が吹く頃にいらしてください。

と離れた島から逢いに来る恋人を想って歌うのです。「霜降」になると風が落ち着くこと知っていうのですね。

 

 この文章のなかでの季節は、「晩秋」(ばんしゅう)。暦で言えば十月二十三日頃。旧暦九月の下旬です。当時の恋人たちは、自然の風や波も味方につけながらデートをするってわけです。今どきのコンクリートビルのなかで逢い引きをするのとは違いますよね。<當山>

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