ミーダマシ。

ミーダマシ。

 先日、「ミーダマシ」というウチナー口を耳にしました。「ミー」は目、「ダマシ」は「タマシ」で報酬、分け前という意味です。つまり「見ていた報酬」というわけです。 昔の漁村では、よく村びと総出で「地引き網」をしてましたが、その漁獲は浜に出ていた村人それぞれ同等に分けたんですね。海の村の「やさしい決めごと」です。 ... >>続きを読む。

赤花。

赤花。

 美術館の北側と南側の壁前に赤花(アカバナー)がいくつも鮮やかに咲いています。観光客の中国人か台湾人らしき人たちが、その花々を写真に収めているのをよく見かけます。  沖縄のひとにはこの赤花、あまりにも普通に周囲にありすぎてありがたみも湧かないのですが、外国人がこの花に見入るというのは何だか嬉しいものです。 ... >>続きを読む。

桜貝。

桜貝。

 いま開催中の展示会(『記憶の海』)の作品をひとつ紹介しますね。 ボクネン作品には光輝く海、野原に広がる可憐な花々、深い緑を宿した森など、太陽と風が織りなすドラマが多く見られます。 ところが自然のなかで絶望に喘ぎながらも、さまよう“人間像”が描かれた作品も少なくありません。 『やっとみつけたサクラ... >>続きを読む。

版画は、生き物だなぁ。

版画は、生き物だなぁ。…

 先日、地域の生涯学習(うるま市生涯学習・文化センターの「ゆらてく講座」)の皆さんが、「版画をやりたいから」と美術館鑑賞やスタッフの版画説明を聞いたり、はたまたボクネン自身の版画講座までを受講。 あれから20日間。「作品を見てほしい」と連絡がありました。 展示会場へ向かう途中、メンバーの少年が美術館に来... >>続きを読む。

ジブリ。

ジブリ。

 沖縄県立博物館美術館で『ジブリの大博覧会』を見てきました。スタジオ・ジブリ30年間の軌跡なんですね。最初は世界的監督、類を見ない作画技術、秀逸な物語性など、「ジブリ作品」の輝かしい足跡を知っているだけに、そんなに期待を寄せてのお出かけではありませんでした。  ところが会場に入ってその独特な空気感に圧倒されっぱな... >>続きを読む。

[ようこそ美術館へ] イラブチャー。

[ようこそ美術館へ] イラブチャー。…

 来館者レポートです。 夏休みならではのお客さんたち。大人7名、子供4名の少人数。美術館を訪れてくれたのは、“うるま市生涯学習・文化振興センター”の「ゆらてく講座」のみなさん。 みんな和気あいあいとしているのは、親子や地域の仲良しグループだから。鑑賞のあとは“センター”に帰って、みんなで版画に取り組むそ... >>続きを読む。

悲しい色。

悲しい色。

 今回も、ボクネンが版画をやる前の傑作イラストレーションをひとつ紹介しましょう。 前回と同様、1985年に発刊された『てぃぬひらおきなわ昔ばなし』(うすく村出版)の「浜千鳥」(ハマチジュヤー、掲載作品参照)のなかで描かれた挿絵です   「愛する息子のジラーを 台風で失ってから 雨の... >>続きを読む。

[ようこそ美術館へ] Dear BOKUNEN

[ようこそ美術館へ] Dear BOKUNEN…

 外国人が見た美術館や版画の感想です。今回は上海の方。  沖縄に来るのは5、6度目です。ここにしばらく住んでみようとも考えました。この美術館とアートコレクションは沖縄ならではの独特な雰囲気を見事に表していると思います。沖縄がずっと美しいままでいることを祈ります。(和訳:ソフィー・ダグラス)... >>続きを読む。

子供の絵。

子供の絵。

 7月18日(木)より、美術館で夏の展示会Vol.27、『記憶の海』〜生命のふるさと〜が始まりました。 光り輝く海の魅力をぞんぶんに見ていただける41点です。夏休みに入った子供たちと一緒に、足を運んでみてはいかがでしょう。 さて“子供たち”が出たところで、この展示会作品でその“子供たち”に通ずる作品をひ... >>続きを読む。