ヤワタ。

ヤワタ。

 新型コロナウイルスの余波で外に出歩くこともままならないし、旅行などにもなかなか行けるものではない状況になってしまいました。  それでも我がボクネン美術館は、なんらかの清涼感を伝えたくて春の展示会『春の輝き』〜 “草花”は人間の仲間です 〜を始めました。ネット上で少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。  さて... >>続きを読む。

シロツメクサ。

シロツメクサ。

 先週に引き続き野草の話をしたいです。ボクネン美術館は“森のような美術館”を目指していると言いました。最近は美術館近くの西側にも海岸通りが整備され、ヤシやアダンや色々な草花が植えられ楽しむことができます。  通り沿いにはカフェ、アイスクリーム店、コヒーやケーキの店、それに“ポーたま”(ポークたまご)などの個性的な... >>続きを読む。

ランタナの花。

ランタナの花。

 この話題はときどき書いています。またやりますね。ボクネン美術館は2010年に開館。「森のような美術館」「美術館のような森」を目指して10年がたちました。今ではガジュマルやウスク、フクギ、バンシルー(グヮバ)、ヤシなどが成長し、道ゆくひとの目を喜ばせています。花々も咲いています。開花時の赤花(ブッソウゲ)は台湾人や... >>続きを読む。

祈り。

祈り。

 ボクネンは作品の彫りに入る前や、森に入る時などに祈りを捧げます。これは神聖な世界に入るために、お伺いをたてているんですね。これと同じようなことを、超有名なシーサーづくりの陶工がやっているのを見たことがあります。窯に火入れをしているときのことです。まさに祈りを捧げているのを見て、つい次の質問をしてしまいました。 ... >>続きを読む。

山の恵み。

山の恵み。

 ある環境プランナーに質問されました。  「沖縄の都市に大きな木が少ないのはなぜだと思いますか?」  「ああ、それは沖縄戦で散々やられたせいでしょうね」(やや得意気味に)  「でも、あれから70年以上も経っているのですよ!」  「とすると、台風のせい?」  「この理由がひとつ腑に落ちたのは、最近台湾に行っ... >>続きを読む。

赤瓦家。

赤瓦家。

 ちょっと前までの沖縄のひとたちは「赤瓦家」が建つと、それこそ村では大変な羨ましがりようでした。大変なお金がかかったんですね。地域のひとたちが祝いに駆けつけたり、お盆には青年会が新築の「赤瓦家」の前庭でエイサーの演舞で祝福したりしたのです。  小年の目にも、それはとても大きな祝いごとに見えました。  しかし、そ... >>続きを読む。

ボクネン作品を語る。

ボクネン作品を語る。…

 ボクネン作品は、ときどき新聞や雑誌で批評されることがあります。今年2月12日にも沖縄タイムス紙上の「展評」でジャーナリストの方によって、その批評が掲載されました。ここに紹介します。   祭祀空間に再生の物語 「ボクネンを見る〜万象連鎖シリーズⅢ〜」                      ... >>続きを読む。

[ようこそ美術館へ]子どもたちは“夢想の天才”

[ようこそ美術館へ]子どもたちは“夢想の天才”…

 毎年恒例の“アミークスの子供たちとボクネン”のコラボ作品を紹介しましょう。これは、うるま市にある国際学園アミークス(国際人を育てる英語教育の学校法人)の子供たちが、ボクネン美術館の作品をみてイメージを喚起し独自の共同作品を仕上げるというもの。 下絵は去年10月に仕上げ、そのあと学校に戻って彫りと刷りを終えま... >>続きを読む。

[ようこそ美術館へ]直感とエネルギー。

[ようこそ美術館へ]直感とエネルギー。…

 ひとは傍から見ただけではわかりません。これは美術館に来た鑑賞者に、よく感じるものです。今回も北海道からいらしたツアー客の70代後半とも思しき品のいいご婦人に話をうかがいました。 正直のところ、「絵は私には難しくわかりません」といういつものお決まりの答えが返ってくるばかりと思ってました。ところが、そのご婦人、... >>続きを読む。

艶蕗。

艶蕗。

 だいぶ前のことです。石垣島の小料理屋でなんとも美味な野菜炒めを食べたことがあります。しかしこの野菜、見た覚えがないんですね。  「この野菜、なんですか」と言う問いに、女将さんが「オオタニワタリですよ。どう、美味しいでしょ。新芽の部分ですがね」と答えてくれました。 なるほど先島を中心に各島々には、口に入れる... >>続きを読む。