投稿日:2021年01月03日

ボクネン美術館:新年の挨拶

ボクネン美術館:新年の挨拶…

皆様、新年明けましておめでとう御座います。 旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。 本年も変わらぬご愛顧賜りますようどうぞ宜しくお願い致します。   さて、本年の幕開け、皆様いかがお過ごしでしょうか? 元旦、2日はお休みを頂き、本日1月3日よりボクネン美術館/アカラギャラリ...

投稿日:2020年05月30日

立ち読み『風のはなし』5

立ち読み『風のはなし』5…

  ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今日は“琉歌”の話。短歌の<五七五七七>の句並びとは違って、琉歌は<八八八六>で言葉をつむぎます。この琉歌の話が『風のはなし』では次のようにありました。   そういえば、この季節の風を読ん...

投稿日:2020年05月29日

ボクネン作品にみる近未来『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』

ボクネン作品にみる近未来『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』…

 「ボクネン作品にみる近未来」の5回目です。今回は『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』(2002年、掲示作品)。ボクネン作品には、自然や文化を謳歌したものが数多くあります。しかし、そのほかに未知の世界の恐怖や地球の行く末を案じるような作品も少なくありません。  ここに掲載した『ミ・ズ・ケ・モ・ノ』も、地球の歴史は必ずしも人間ば...

投稿日:2020年05月21日

ボクネン作品にみる近未来『宙を刺す』

ボクネン作品にみる近未来『宙を刺す』…

 少しずつ新型コロナウイルスの解除が特定地域を除いて全面解除も始まったようです。しかし、まだまだ気の緩みは許されません。たとえ、何ヶ月後に落ち着いたようにみえても、これからの世界は“ウイルス”に対して、なんらかの意識改革をしなければならない気がします。  芸術家たちは絵画、小説、映画などの作品世界で、こんな時代が...

投稿日:2020年05月18日

立ち読み『風のはなし』4

立ち読み『風のはなし』4…

 ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。沖縄地方は5月12日に梅雨入りしました。それにまつわる話です。沖縄では梅雨入り時と梅雨明け時に吹く風を、それぞれ「クルフェー(黒南風)」と「シルフェー(白南風)」という言い方で表現しています。  「クルフェー(黒南風)」...

投稿日:2020年05月15日

ボクネン作品にみる近未来『蟲河』

ボクネン作品にみる近未来『蟲河』…

 ボクネンが2002年に描いた作品に『蟲河』(むしかわ)というのがあります。蛾や蝶やトンボらしき大群が夜空を飛翔しているものですが、その群れは大河のように宇宙の彼方らしきどこかに集団移動をしているように見えます。  ボクネン作品には亜熱帯の色彩と大胆なタッチが画面を覆いつくしている画想が多いですが、『蟲河』のよう...

投稿日:2020年05月11日

立ち読み『風のはなし』3

立ち読み『風のはなし』3…

 ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今回は啓蟄(けいつち)」のページです。   次(つぎ)に、「啓蟄」です。  三月六日頃。旧暦では二月の始め。  「啓蟄」は冬籠(ふゆごも)りをしていた虫達が、穴の外に這(はい)い出るという意味ですが、ここ...

投稿日:2020年05月07日

立ち読み『風のはなし』2

立ち読み『風のはなし』2…

 ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜から立ち読み風に少しずつ内容を紹介しています。今回は「立春」のページです。   まずは、「立春」から始まります。  二月四日頃。旧暦では、一月の始めなのです。  「春が立つ」とはいいましても、いまが一番寒い時。「マニシ(真北風)」が、小雨まじり...

投稿日:2020年05月02日

立ち読み『風のはなし』

立ち読み『風のはなし』…

みなさま、こんにちは! 立ち読み『風のはなし』 先月4月3日、ボクネン本『風のはなし』〜「節気慈風を語る」〜が刊行されました。驚くべき風の知識を備えたボクネンには、もう10年以上も前から風についての書籍を上梓するよう多くのファンから勧められていました。それが書籍化へと動いたのは大作『節気慈風』でした...