投稿日:2018年09月12日
[ようこそ美術館へ]早稲田大学文化構想学部のみなさん。
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ボクネン美術館では、夏休みを利用した大学生などが“ボクネン講話”を聴く特設授業がときどきある。今年、顔を見せてくれたのは、早稲田大学文化構想学部の16名の学生たち。引率を務めたのは映画“ガイヤ”にも出演した冒険家の高野孝子さん。現在は、野外・環境家として活動。早稲田大学留学センターの教授でもある。今回の来館は、そ...
投稿日:2018年09月10日
[ようこそ美術館へ]どうして月のなかに、魚がいるの?
![[ようこそ美術館へ]どうして月のなかに、魚がいるの?…](/wp-content/uploads/2018/09/GW135画像-600x450.jpg)
マイクロバス“恩納ナビー号”がやってきたのは、8月22日のこと。すると、8月31日も“恩納ナビー号”が2台も美術館に横づけた。今度は、恩納村前兼久老人会のみなさん。総勢38名は、もう賑やかというしかありません。 この日もそうでしたが、とにもかくにも多くの鑑賞者はたくさんの質問を繰り出してき...
投稿日:2018年09月07日
“落てぃ実”

暦のうえでは、もう秋。「あから」ができて早いもので8年がたちました。建物と緑が合体した「森」をつくろうという当初の計画がやっと少しずつ目に見えてきたようです。 と言うのは、「あから」の風の通り道側に積んだ石垣からガジュマルが“落てぃ実”(ウティミ)として、芽出しをしているのです。これは“ドゥチュイナイー”と...
投稿日:2018年09月03日
[ようこそ美術館へ]キジムナーに声をかけたけど…。
![[ようこそ美術館へ]キジムナーに声をかけたけど…。…](/wp-content/uploads/2018/09/GW136画像-600x450.jpg)
8月21日金曜日、お盆のなか日。美術館のお絵かきコーナーで、三人の家族が楽しそうに、キジムナーを描いていました。恩納村からのお客様で、お母さんと小学生二人の男の子。 お母さんは、もともと横浜の出身。沖縄好きが高じて、十数年前、ついに移住を決定。子どもがひとりで行動できなかったのが、恩納村に移り住んでからでき...
投稿日:2018年08月27日
ようこそ美術館へ。恩納村仲泊老人会。

総勢21名。マイクロバス“恩納ナビー号”に乗ってやってきたのは、恩納村仲泊老人会のみなさん。 「健康のためにエレベーターは使わんよ、あっはは」と高らかな声で、美術館への階段を昇って行くご同輩。ところが、70代前後の皆さんだから、もちろんキジムナーのことをよく知っているのだろうと思いきや、一人も見たことがない...
投稿日:2018年08月20日
ボクネン ・インタビュー

— きょうは“場”について話しましょう。まず、あなたの作品には『緑門』や『一本道の福木』『未来からの風』など“場”がモチーフになっている作品が多いですよね。そこで、この“場”について話してもらいます。 ボクネン まず『緑門』について言えば、あれは世界の人々が共通して反応する“場”とおも...
投稿日:2018年08月06日
美術館はミステリー。

迷走台風12号の影響でしょうか。湿った風が吹きわたる美浜アメリカンビレッジ。7月の末日、美術館にいらっしゃったのは、リウボウ旅行社が企画する「ミステリー・バスツアー」の22名さま。 このツアー、いつもの自治会や福祉団体と違って個人で申し込みをするため、お互いをよく知りません。ですから、作品の鑑賞中、横の人と...
投稿日:2018年08月03日
宇加地老人会、ご来館。「色使いがきれいだね」

7月も後半26日。恩納村真栄田から美術館を訪れたのは、宇加地(うかじ)老人会のみなさん13名。宇加地というのは真栄田の小字名。会の名称に小字を使っているだけあって、宇加地のみなさん沖縄の古き風景をよくご存知で、美術館に展示された沖縄の自然風土を描いた版画作品の前にときどき足を止めていました。...
投稿日:2018年07月30日
ボクネン ・インタビュー

− 「キジムナー展」が7月の21日から始まりました。きょうはキジムナーの話をしましょう。 ボクネン うん、うん。 − まずは民話の『久米島のキジムナー』※ですが、あれは松寿(まつじゅう)が女房を恐れて、キジムナーの住む老樹を燃やしたのではないかということです。ですから、松寿...