“落てぃ実”

 暦のうえでは、もう秋。「あから」ができて早いもので8年がたちました。建物と緑が合体した「森」をつくろうという当初の計画がやっと少しずつ目に見えてきたようです。

と言うのは、「あから」の風の通り道側に積んだ石垣からガジュマルが“落てぃ実”(ウティミ)として、芽出しをしているのです。これは“ドゥチュイナイー”とも言いますが、人間の手がかからないで木や植物が、ひとりでに成長することを言うんですね。これこそ、森ができていくことの証です。

これからも少しずつ“落てぃ実”や“ドゥチュイナイー”が増えることで、「あから」が本格的な森に近づいていくことでしょう。