投稿日:2015年06月15日

おしゃべりQ館長 その20

おしゃべりQ館長 その20…

 昨日の6月7日。Eテレで『「マネジメントの父」が愛した日本の美』という番組があった。マネジメントの父とは、経営学の父と呼ばれるピーター・ドラッガー(1909〜2005)のことである。深くにもぼくは、彼が企業経営の達人であることは知っていたが、まさか日本の室町時代の山水画や江戸時代の禅画、文人画などの水墨画どのファ...

投稿日:2015年06月05日

おしゃべりQ館長 その19

おしゃべりQ館長 その19…

 ボクネン語録にはいろんなものがあって、みなさんにもよくご存知の方がいるかも知れません。  「絵は観るひとのものだ」「一回しか死なない」「絵はすでにそこにある」「絵には描く順序がある」などなど、数えあげるときりがありません。それらの語録は、だいたいにおいてぼくは理解できているつもりです。  でも、これまで理解し...

投稿日:2015年06月01日

万想連鎖35

万想連鎖35

ボクネン版画に思いをよせるファンの声を届けるコーナーです。長年の観賞歴が作品の機微にふれていて、味わい深い文章を織りなしています。通信員が発見するボクネンの魅力をお読み下さい。 万想連鎖35 梛 那和 慎二(大阪通信員) 「梛」に出会った。梛(なぎ)という木。この世に半世紀以上も生きていながら...

投稿日:2015年05月25日

ばんばんニュース 第27号

ばんばんニュース 第27号…

 現在、ボクネン美術館ではボクネン展Vol.14『太陽の歓び〜うてぃだがなしの誕生日〜』を開催中です。「太陽を描くボクネン」をテーマに展示会はなかなか見所満載。そのノリに乗じて最近発刊されたのが、『Bang Bang』12g号。展示40点のなかから17点をセレクションしてあれこれと解説させていただきました。いや解説...

投稿日:2015年05月11日

おしゃべりQ館長 その18

おしゃべりQ館長 その18…

 おひさしぶりです。Q館鳥ですが、しばらく渡り鳥になっていました。さて、今回のお題は「動機づけ」です。つまりは、うちのスタッフが本土のとある公営美術館に先月行ったときの話です。スタッフが観覧を終えてある美術品ブースの前を通りがかりました。「見覚えのある版画だな?」とおもった瞬間、ブースのオーナーみたいなひとが「棟方...

投稿日:2015年04月30日

絵を待ち伏せる言葉たちNo.28

絵を待ち伏せる言葉たちNo.28…

 版画専門誌『版画藝術』(季刊)の広告の誌面を借りてボクネンの作品にボクネン美術館のスタッフが言葉を載せる実験を続けてています。つまり「絵を待ち伏せる言葉たち」というわけです。今回の作品は2011年に制作された『清らかな始まり』(48.0×47.0cm)で、掲載は夏号168号です。ボクネンファンには発刊前に見て頂い...

投稿日:2015年04月03日

万想連鎖34

万想連鎖34

万想連鎖34 サンボアバー 那和慎二(大阪通信員) 東京と熊本から関西観光に来た二組の友人夫妻を迎えた。たっぷりと京都観光を楽しんだ後、大阪らしい夜をとの希望だったので、日本一の長さを誇る天神橋筋商店街アーケードを散策し、朝ドラ「ごちそうさん」の舞台でもあった天満市場の一角の店に落ち着き生ビールで乾杯。品揃...

投稿日:2015年02月24日

ばんばんニュース 第26号

ばんばんニュース 第26号…

一昨日の2月22日、日曜日。午後3時から那覇市のパシッフィックホテルは500名の人、ひと、ヒトで大盛り上がり。第49回沖縄タイムス芸術選賞の贈呈式および祝賀会が開かれたのです。賞には大賞、功労賞、奨励賞と40人の芸術家たちが賞状と賞牌を受け、それぞれ緊張した顔顔。そのなかでボクネンは大賞というから、関係者も喜び...

投稿日:2015年02月21日

おしゃべりQ館長 File 18

おしゃべりQ館長 File 18…

昨夜の20日金曜日。9時過ぎ、私は泡瀬の住宅から北谷町のニライセンターへ車を走らせた。そんな時間に行き着いたところは、地域のFM放送局。北谷町の人びとを連続すして紹介するという企画で、Q館長もお招きを受けたのだ。ちなみに私の前には美樹ちゃん、亮吾、季奈ちゃんと続いていた。おまけよろしく私にもその出演の番が回って...

投稿日:2015年02月10日

ばんばんニュース 第25号

ばんばんニュース  第25号…

ボクネンがタイムス芸術選賞を受賞  ボクネンが2014年度沖縄タイムス芸術選賞を受賞しました。この賞は昨年1年間を通して優れた芸術文化の向上に業績のあった個人・団体に贈られるものです。昨年度はボクネンが教科書(開隆堂出版小学3・4年生の図工)にも紹介され、教育現場にも貢献したことがなどが受賞理由となったようで...