投稿日:2016年12月14日
徳島『名嘉睦稔木版画展〜風の伝言(イアイ)〜』作家来場イベント。
11月30日よりスタートした徳島市あわぎんホールの『ボクネン木版画展〜風の伝言を彫る〜』。この12月11日には、同市内にあるホテルサンシャイン徳島でトークショーが開催されました。対談相手は東大阪市でもお馴染みの石上敏さん(大阪商業大学教授)。会場の80人近くの観客が二人の話に興味深く耳を傾けていました。石上さん...
投稿日:2016年12月12日
眼から受けた刺激が思いを広げていく。
—剣岳(つるぎだけ)をモチーフに描いた『屏風山』(びょうぶやま、182.5×276㎝)の新作品が30分ほど前に完成して、いまどんなふうな気持ちですか。 ボクネン この作品は『神々の山』の展示会(2016年3月26日〜7月10日)のために、山というテーマを半強制的に与えられて彫ったんだけ...
投稿日:2016年12月05日
私の、ひとことコメント。
「咲ちゃん、今度の展示会(『闇夜の詩』〜青の魔法〜)で好きな作品は?」と、尋ねる私。 「『田面富士』(たおもふじ)が、好きなんです」と、すぐさま20代前半の乙女の声を出す渡久地咲ちゃん。ボクネン美術館のスタッフだ。 「そう…、それはどうして?」と、おじさんモードの声を出す私。 「青と赤と黄色。それらの...
投稿日:2016年11月30日
ばななさんが、やってきた。
昨日11月29日の火曜日。作家の吉本ばななさんが来館しました。『沖縄離島情報』の2017年新年度号に掲載される巻頭対談のためです。お二人は、ばななさんが連載していた『海のふた』(毎日新聞、2004年)でボクネンが絵を担当していらいの、つきあい。大の仲良しです。来館の日も、顔を見るやハグをするなり大笑い。沖縄に来...
投稿日:2016年11月21日
青の魔法を観においで。
今年最後のボクネン展が先週の金曜日(11月18日)から始まっています。今回で、はや19回目。展示会名は『闇夜の詩』(やみよのうた)です。館内には作品45点が「夜のまつり」のように並んでいます。さて、ここで展示会の副題を「青の魔法」にした理由を少しだけお話しましょう。 ボクネンの闇(夜)作品では「青」が重要...
投稿日:2016年11月14日
美術館にひよどりがやってきた。
11月14日、今日の朝。予報の温度は29度。デスクに座ると、ひよどりたちのかまびすしい喚き声がふと聞えてきた。美術館がオープンして、はや6年。ひよどりたちが、自然に立ち寄るようになってきたのである。 そもそも、ボクネン美術館(アカラ)は、美術館の森、森の美術館を目指してきたから、ひよど...
投稿日:2016年11月07日
はっとぅうぉい さぁゑっさ
伊是名村で旧暦6月に、毎年『ウンナー』という豊年祭が開催される。「道ジュネー」「拝所めぐり」「綱引き」「ガーエー」、そして「歌と踊りの遊び」で、夜を徹して行なわれるこの祭りは、迫力満天。 その綱引きのなかで村人たちが「はっとぅうぉい さぁゑっさ」という掛声を叫びながら、気持ちを鼓舞させるのであるが、これが不思...
投稿日:2016年10月31日
絵に言葉をつけてみよう。
版画専門誌『版画藝術』に毎年4回の広告を掲載しているボクネン美術館。そこで、ボクネン作品にタイトルとは別に「言葉」を載せる「言葉あそび」を続けています。さて、この冬(174号)は『御陰加那志』(うちちがなし、1996年)が作品です。今回の、のっける言葉は「星の聲」(ほしのこえ)にしました。みなさんだったら、なんと...
投稿日:2016年10月27日
いよいよ彫り始めたよ。アミークス!
今月の12日に、このブログで紹介したアミークス(英語教育でグローバルな人材を育成する、うるま市の学校)の版画の課外授業。その担当であるボルトン先生からこの25日、「彫り始めました」というメールが入りました。 今月の4日、5日、7日と当美術館ですでに下絵を終え、いよいよ“彫り”に入ったという元気な報せです。毎年...