投稿日:2011年02月09日

万想連鎖 4

万想連鎖 4

 ボクネン版画に思いを寄せる全国の通信員たちの「声」を届けます。トップバッターは、福岡県の那和慎二さん。その20年来のファンぶりは、作家や作品の機微にふれ、思わぬ情報がいっぱいです。それでは、那和さんの『万想連鎖』シリーズをごゆっくりどうぞ。   万想連鎖4 亀と目が合う  那和 慎二(福岡通信...

投稿日:2011年01月29日

風の島から Episode 10

風の島から Episode 10…

 「ちゅらうちなー安全なまちづくり功労者等表彰」を受賞   1月24日午後2時前。正月もまだ、少し日数を残す午後。県庁4階にある講堂に集まった人たちのなかに、ひときわ大柄の黒いスーツの男がひとり。その男は、ステージに順番にあがる人々とともに表彰状をうやうやしく受け取った。  男の名はボクネン。会場は、「平成...

投稿日:2011年01月19日

万想連鎖 3

万想連鎖 3

 ボクネン版画に思いを寄せる全国の通信員たちの「声」を届けます。トップバッターは、福岡通信員の那和慎二さん。その20年来のファンぶりは、作家や作品の機微にふれ、思わぬ情報がいっぱいです。それでは、那和さんの『万想連鎖』シリーズをごゆっくりどうぞ。    万想連鎖 3 助けた亀に連れられて  那和 慎...

投稿日:2011年01月15日

風の島から Episode 9

風の島から Episode 9…

日本経済新聞の『肖像〜九州・沖縄〜』のインタビューに応える  2010年もあと2週間を残すという昨年の12月中旬。ボクネン美術館を取材で訪ねてきてくれたのは、日本経済新聞社の支局長の池沢健一さんと、カメラマンの斎藤一美さん。ジャノスでの2時間ほどの取材と、ボクネン美術館での撮影を滞りなく終えた。  「なるべ...

投稿日:2010年12月24日

万想連鎖 2

万想連鎖 2

 ボクネン版画に思いを寄せる全国の通信員たちの「声」を届けます。トップバッターは、福岡通信員の那和慎二さん。その20年来のファンぶりは、作家や作品の機微にふれ、思わぬ情報がいっぱいです。それでは、那和さんの『万想連鎖』シリーズをごゆっくりどうぞ。  万想連鎖 2 緑門をくぐって 那和 慎二(福岡通...

投稿日:2010年12月17日

風の島から Episode 8

風の島から Episode 8…

  「スクガラス」(アイゴの稚魚の塩辛)をのせた島豆腐を、「コーレーグス」(唐辛子)を潰した練り状の表面になんどかこすりつけ、ペロリと口に入れてニコニコしている。このヒトは、間違いなくウチナーンチュ(沖縄人)だと思うのが、ごくふつうの常識だろう。しかし、このヒトは本土県人どころか、なんとオレゴン州から来た、生粋のア...

投稿日:2010年12月13日

万想連鎖 1

万想連鎖 1

 ボクネン版画に思いを寄せる全国の通信員たちの「声」を届けます。トップバッターは、福岡通信員の那和慎二さん。その20年来のファンぶりは、作家や作品の機微にふれ、思わぬ情報がいっぱいです。それでは、那和さんの『万想連鎖』シリーズをごゆっくりどうぞ。 万想連鎖 1 緑門に佇む 那和 慎二(福岡通信...

投稿日:2010年11月25日

風の島から Episode 7

風の島から Episode 7…

写真家・故比嘉康男さんの展示会を訪ねる   11月2日。まだまだ陽射しは、やわらかい。その日、沖縄県立博物館美術館は、まるで琉球諸島の島々から神々が降りてきたようだった。ボクネンの敬愛する写真家比嘉康男さんの没後10年の本格的な展示会が始まったのだ。  比嘉さんの作品は最初のころ、沖縄の社会的な現状...

投稿日:2010年11月06日

風の島から Episode 6

風の島から Episode 6…

天才ギタリストとの再会 「よぉ、ひさしぶり。あっはははは」  もうすぐ出番を迎えるギタリストの楽屋で、ふたりの男が笑顔で抱き合った。そして、豪快に笑い合う。  ふたりの話を続けるには、1980年代に戻らなければならない。そのころのオキナワンロックは1970年代中ごろの第1次の爆発的ブームも過ぎ...

投稿日:2010年10月22日

風の島から Episode 5

風の島から Episode 5…

 点描画家大城清太さんとアーティストトーク  「憧れのひとに来てもらって緊張のしっぱなしです」  盛んに照れ笑いしながら落ち着かないのは、点描画家の大城清太さん(写真右)。浦添市美術館で行われた『大城清太 点描画展 心己一点』(10月9日〜10月17日)のアーティストトーク会場でのひとコマだ。ボクネンは...