投稿日:2017年12月25日
「気分」から生まれた「ようなもの」。
上に掲げた作品は『清らかな始まり』(2011年、48.0×47.0cm)です。いま開催中の『紋様展』でも観ることができます。この版画には白いグローブのような花が朝日の周辺を散りばめるように囲んでいます。ところが、これは花ではありません。花の「ようなもの」です。 と言うのは作家のボクネンは「これは植物じゃないん...
投稿日:2017年12月18日
今帰仁村障がい者福祉協会のみなさん、来館。
風がけっこう強く体感温度も2、3度違うのではないだろうかと思わせる12月8日。はるばる“やんばる”から美術館に足を運んでくれたのは、今帰仁村身体障がい者福祉協会からの20名のみなさん。 美術館に入るや否や「絵はわからない」を連発しながらも、かなり楽しんでもらったのは美術館スタッフも嬉しいかぎりでした。 ...
投稿日:2017年12月13日
宮里中学の豆記者3人組がやってきた。
12月7日曇り模様。美術館を訪れたのは、宮里中学1年生の3人組(比嘉琉音君、藤岡紘己君、喜友名朝希君)。琉球新報の記者を従えて(?)やってきたのは、職場体験のため。つまり新報中部支局からやってきた豆記者たちなのだ。 そのうち3人組、写真の角度を意識した館内風景、作品撮影などなどテキパキとこなし、なんと私にイ...
投稿日:2017年12月11日
泡瀬第三自治会のみなさん、来館。
気温27度。少し蒸し暑い。それでも強い風のせいでちょっぴり肌寒い11月の後半。 25名もの紳士淑女で美術館を訪れてきてくれたのは“泡瀬第三自治会”のみなさん。にぎやかで和気あいあいとした雰囲気のなか、ふと崎山自治会長さんが私に近づいてきてこう言いました。 「こちらの喜屋武さんは、目も耳も不自由です。よろ...
投稿日:2017年12月04日
ボクネン、城間英樹さん(デザイナー)と対談。
11月も残り少ない29日。琉球・沖縄の時代と世代をつなぐ知的好奇心マガジン『モモト』の企画で、ボクネンと城間英樹さん(デザイナー・写真右側)の世代を越えた対談が行われた。20歳近くも違う二人のクリエイターが、沖縄のデザインやクリエイティブについての2時間もの熱い対談はノンストップ状態。 城間さんは、琉球ゴ...
投稿日:2017年11月29日
沖縄市胡屋自治会の皆さん、来館。
「沖縄のピカソだ」「天才だ」と誰かが叫ぶと、何人かの人が絵の前に近づいてうなずいた。 11月27日、月曜日の午後に美術館へ足を運んでくれたのは、沖縄市胡屋自治会15名のみなさん。 「一番大きな絵は?」「絵の値段はどのくらいするんですか?」「伊是名には行ったことがありますよ」などとドシドシ質問を繰り出す...
投稿日:2017年11月27日
あたらさ。
先日、本土のローカル系テレビを見ていたら、鹿児島の婦人会の地域活動を紹介している番組があった。そのなかで「ものを大事にしよう」ということで、使い古いしたモノを有効活用する活動を続けているという。 番組内で婦人たちが「あたらし」という言葉を盛んに使うのだが、それは「もったいない」という意味であった。もう気づいて...
投稿日:2017年11月24日
北中城役場退職会のみなさんが、来館。
北中城村の役場退職会のみなさん26名が美術館を賑わせたのは、11月の20日の月曜日午後。退職した方たちですから、もちろん貫禄ある熟年のみなさんばかり。男女ともやはり興味を持つのは、“紋様”が彫り込まれた女性像のことでした。 「この女性たちは、誰がモデルなんですかね?」 と70代の男性が作品を見つめなが...
投稿日:2017年11月20日
彩橋小に行ってきました。
先だっての11月の1日。版画に挑戦しようと美術館の見学とボクネンとの交流会を兼ねてやってきてくれた平安座島の彩橋小学校高学年の生徒たち20名。その2週間後の16日には早速連絡がはいり、「仕上がった僕らの作品をぜひ見に来てください」と元気な声を弾ませてきたのです。 そして、彩橋小でワークショップが始まりました...