投稿日時:2017年12月18日(月) 14:40

今帰仁村障がい者福祉協会のみなさん、来館。

 風がけっこう強く体感温度も2、3度違うのではないだろうかと思わせる12月8日。はるばる“やんばる”から美術館に足を運んでくれたのは、今帰仁村身体障がい者福祉協会からの20名のみなさん。

美術館に入るや否や「絵はわからない」を連発しながらも、かなり楽しんでもらったのは美術館スタッフも嬉しいかぎりでした。

鑑賞には、手話通訳や筆記説明の方に奮闘していただき、おお助かり。

それから質問タイムを設けると、いろんな意見が飛び出し、館内は笑いで和気あいあい。

例えば、「この紋様を自分がもっている船の名前のそばにつけたいのだが、ぜひボクネンさんに頼んでもらえないか」から、「私は木が好きで、展示作品より館内の木工椅子の方が好きだ」と、歯に衣を着せない言い方で、美術館側もタジタジ。

そして最後に自らも油絵を描く伊佐さんは、こう言って締めくくってくれたのです。

「今日、いろんな絵を見せてもらってストレスが解消した」

伊佐さんの手話が力強く届いてきたことに、スタッフも感激しました。