投稿日:2013年06月20日
おしゃべりQ館長 File 09
創作における速度の構造 画家には作品を仕上げるのに「速い」タイプと「遅い」タイプがいる。もちろん「中くらい」という作家もいるだろう。ちなみにボクネンは「ありあまるイメージを逃さないために」かなりのスピードで作品を仕上げる。以前に「速度は美しい」という言葉を聞いたことがあるが、まさに驚くべき速...
投稿日:2013年06月18日
絵を待ち伏せる言葉たち No.3
【第3回】ボクネン作品 万象連鎖 百六拾九『一対』(2007年 48.0×47.0cm) 『版画藝術』2008年 冬 142号掲載 もしも天使がすべてなら 愛しい悪魔はなんになる。 ...
投稿日:2013年06月11日
絵を待ち伏せる言葉たち No.2
【第2回】ボクネン作品『光花虹橋』(ひかりばなにじばし) [2006年 95.0×93.0cm 版画-裏手彩色] 『版画藝術』2008年秋 141号掲載 闇夜に鈴なる永遠が 「ごきげんよう」と 手を振った。 ...
投稿日:2013年06月03日
絵を待ち伏せる言葉たち No.1
【第1回】ボクネン作品 珊瑚花畑十一『湧卵』(1990年 52.5×63.5cm) 『版画藝術』2008年夏 140号掲載 蒼い月の下で 記憶の鏡が割れ始めた。 ...
投稿日:2013年05月21日
ばんばんニュース 第21号
『見える順番』と『見えない順番』 〜「作品」と「作品」の繋ぎ目を読む〜 一昨日の日曜日、5月19日。沖縄の梅雨の真っ最中。ボクネン美術館でアーティスト・トーク『順番とは』が開催されました。午後4時からの開始でしたが、もうその日はほとんどが雨状態。「これじゃ、お客さんも足が遠のくね」というスタッ...
投稿日:2013年05月20日
万想連鎖 29
万想連鎖29 うりずん 那和 慎二(大阪通信員) 夏を迎える前に全国で行われる沖縄物産展。ここ、大阪でも阪神百貨店で開催された日曜日。ハブボックスが出店していることは、Facebookを通して岸部健太郎氏から情報はもたらされていた。期待したレキオシアンのかりゆしウェアがなかった...
投稿日:2013年05月18日
南島シリーズ
アカラギャラリーにて「南島」シリーズを公開しています。トークイベントやボクネン美術館へお越しのみなさまは、ぜひこちらもあわせてお楽しみ下さい。下記は、當山館長による作品紹介です。 【南島シリーズとは、1980年代初期から中期にかけてボクネンが従来の絵筆を使ったイラストやペン画などの技法から進化させた作...
投稿日:2013年04月26日
ばんばんニュース 第20号
沖縄の海はどうでした? 4月16日、西風がけっこう厳しい日。RBCのラジオ番組『風のゆくえ』(毎週日曜日18:30〜19:00、ネットでも視聴可能)録音のために恩納村は西海岸線沿いの真栄田へ。メンバーはボクネンとフリーアナウンサーの佐渡山美智子さん、そしておまけのぼく當山だ。 まずは、漁...
投稿日:2013年04月08日
万想連鎖 28
万想連鎖28 ユリの意志 那和 慎二 NAWA Shinji(大阪通信員) 新年度を迎えてカレンダーをめくるとユリの花が現れた。月光に照らされて、静かに白く鈍く輝くユリの花。花は花であるけれど、このユリには、密やかな強い意志を感じる。人にとって花は愛でるものであっても、生命としての...