• 2020-01-21 (火) 14:38
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木に登る理由。

 ボクネンは毎年夏に “うんなー”という豊年祭で伊是名島に足を運びます。そのとき懐かしい友に会うように文化財級の“大デイゴ”にいつも登っていました。また森の中に入り大きなガジュマルやウスクなどを見つけると、猿のようにヒョイヒョイと登ります。

これは高い木に登って少年のように遠くを見渡す“気持ちよさ”を味わっているものだと思っていました。そこでこの考えが一変したのは人間と木(草花)の関係を書いたある本のおかげでした。

つまり人間と木(草花)は、光と水を摂取して生きている同じ仲間で、自律神経系(内臓系)において同じ植物器官を持っているというのです。ですからボクネンが嬉しそうに木に登るのは同じ生き物として愛情を注ぎつつじゃれ合っているんですね。

今年4月3日から始まる展示会『春の輝き』は、まさにボクネンが木(草花)に心を寄せて描いていることがよくわかります。<當山>

(掲載作品『常盤松』1998)