「自分だけのものを発見しよう」。ヤンバルで講和会が開催される。

今月2日の金曜日。名護市の名桜大学でボクネンの「講和会」(「大学と人生」シリーズの一環)が開かれました。これは、学生の単位取得も兼ねた講義(教養科目)と、大学が開催する公開地域イベントでもありました。

会場には200名近くの学生と地域の住民が訪れ、ボクネンが話す故郷伊是名島と版画のことに熱心に耳を傾けていました。

講和会は、学長の山里勝己さんがボクネンにインタビューする形で進行。

山里さんは、ボクネンの絵の豊穣さと迫力に関心を示し、作家の体験した島の自然という「場所」の豊かさこそが、独自の芸術を創り上げたと賞賛。学生たちへのメッセージとしては、何に取り組もうがどんな分野でも関係なく、ボクネンさんのように「自分だけのもの」を追求することが大事だと強調しました。

ボクネンが、「人は誰でも内包しているものがありますから、皆さんはそれぞれの『力』を信じることが大切です」と話すと、山里さんも同感。

  質問コーナーで最後に手を挙げたのは、スポーツ課の学生。

「スポーツで言えば、『自分だけのもの』を出すにはどうすればいいんですか」(学生)

これを受けて、ボクネンの答え。

「自分には必ずできるんだと信念じること。それが新しい自分の発見、自分だけのものを出すことにつながります。頑張ってください」

この話に、会場から大きな拍手。

ボクネンの学生への答えが、その日の「講和会」のテーマとちょうど当てはまったようで、たくさんの参加者が頷いていました。