美術館で絵を描こう!

美術館で絵を描こう!…

 夏休みに入ると、いつも美術館はなにかとにぎやかになる。そう、夏休みの宿題やなんかで、子どもたちが模写をしに来てくれるのだ。それで先週の8月2日、火曜日にやってきてくれたのは「アメラジアンスクール・イン・オキナワ」(宜野湾市志真志在)の中学生たち5人の仲間。ちなみに、彼らは版画を彫るのだそうだ。つまり、その日は下絵... >>続きを読む。

ギャラリー散歩

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沖縄戦が終わって70年が過ぎました。いま、日本国では「安保関連法」や「憲法改正」が盛んに議論されています。この「戦争」ということに対して考えたりすることは、いまだからこそ大事なことのようにおもいます。「戦争」とは、個人や家族を恐怖のうちに死に追込み、残酷で非情なものです。その戦争の“非道さ”を考えることが優先さ... >>続きを読む。

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 ボクネン版画には驚くばかりの数のタッチがある。ぼくはそのタッチを小説でいうところの「文体」だと、おもっているのだが、今日はその「絵の文体」の話をしたい。結局、絵を好きになるのは、その絵のタッチ(文体)なのではないだろうか。  そういう意味でいうと、上掲の『白い蝶』(1996年、100×80 mm)は、20年前の... >>続きを読む。

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 ボクネン美術館では、版画専門誌『版藝』に季刊で広告を掲載していますが、そこで作品に“言葉”を添えるという実験を続けています。ちなみに、この夏に広告する『版藝』は172号になります。作品に“言葉”を添えるといっても、もちろん作品には作家がつけた画題がまずありますから、それは別に必要はないでしょうと言われそうですが、しか... >>続きを読む。

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 この4月17日(日)で、いよいよピカソの『ゲルニカ』沖縄特別展が終わる。もともと観るつもりがなかったというのは、今回展示される『ゲルニカ』自体が複製であり、それもタピスリということもひっかかっていたからである。しかし去った日曜日、那覇に行く機会があって、やっぱり足を運ぶことにした。  やはり、ぼくの予想は的中し... >>続きを読む。

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3月26日から新しい展示会『神々の山』が始まった。展示の7割ほどが富士の絵になったのは、作家にはほかにも「山」の作品がたくさんあるのだが、この数年、精力的に富士の作品を手がけたからである。展示された55点の山の絵のうち、ぼくの好きな作品『雲海富士』(48.0×47.0 cm)のことを話してみる。 この絵を... >>続きを読む。

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 期せずして大震災の5年目の3月11日に、ボクネンの新作『泰然自若』(上載の絵)を観た。黒と青が織りなす富士である。直感的に思ったのは、この絵がストーリー性を内包しながらもなにかを訴えているということであった。例えばこの山の上辺が「老境」だとすると、下辺部は「胎児期」、そして真ん中あたりの雲は、現在の作家自身である... >>続きを読む。

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  先月の2月、新鮮なイメージに圧倒されたボクネン作品が2つある。『竹富士』と『梅富士』だ。これらの作品を目にしていると、なんだか「花札」や「かるた」ような懐かしいイメージがわいてくるのだ。それと、浮世絵の素朴な深みなどというものも感じられる。  しかし、それにしてもである。先回にもこのブログで紹介した剣岳を描い... >>続きを読む。

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 昨日の閏年の付け足し日である2月29日、午後2時よりボクネンの新作の着色があるということで、読谷のアトリエまで足を運んでみた。まさに、その日に産まれたばかりの作品だった。ので、まだ命名はない。ちなみに作品は、この3月26日から始まる『神々の山』展に向けた作品群の一環で、その日の作品は20数年前に見た剣岳の印象を彫... >>続きを読む。

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 昨日(2月21日)、BSテレビで「巨匠たちの輝き」〜歴史を創った芸術家たち〜という番組を興味深く観た。番組はアーティスト日比野克彦がホストを務めるもの。その日はオーストラリアの先住民「アボリジーニ」が2万年前に岩に描いたという絵を通して、「ひとはなぜ絵を描くのか」というテーマのもとに番組が進行した。構成としては、... >>続きを読む。