またはーりぬ ちんだら かぬしゃまよ。

またはーりぬ ちんだら かぬしゃまよ。…

 中学校のころまでは、童謡や歌謡曲の歌詞をずいぶんと勘違いしていた。先輩や先生も意外と指摘や注意をしないものだからまるで気づかないでいた。 例えば「うさぎ追いし」を「うさぎおいしい」と思っていたり、グループサウンズの『想い出の渚』のなかの歌詞「水面(みなも)走る」を、ずっと「皆も走る」と信じていた。 そ... >>続きを読む。

渡り鳥。

渡り鳥。

 世の中にはびっくりすることがいっぱいある。最近もひとつあった。我慢ができないので話をさせてほしい。 渡り鳥のことである。首を大空に向けて渡り鳥が飛んでいくのを眺めるのはなんとも情緒的でいいものだけど、彼らの生態についてはほとんど知らないのが正直なところ。そのくらいの知識だから、せっかく南島にも季節の風物詩と... >>続きを読む。

「自分だけのものを発見しよう」。ヤンバルで講和会が開催される。

「自分だけのものを発見しよう」。ヤンバルで講和会が開催される…

今月2日の金曜日。名護市の名桜大学でボクネンの「講和会」(「大学と人生」シリーズの一環)が開かれました。これは、学生の単位取得も兼ねた講義(教養科目)と、大学が開催する公開地域イベントでもありました。 会場には200名近くの学生と地域の住民が訪れ、ボクネンが話す故郷伊是名島と版画のことに熱心に耳を傾けていまし... >>続きを読む。

船になったみやらび(娘)。

船になったみやらび(娘)。…

 琉球王国の時代ですから16世紀から17世紀にかけてのことです。王国から赴任してきた離島・先島の役人が、現地で気に入った“娘”を3年ほどのあいだ現地妻にしたという話が残っています。  もちろん、数年でも高級役人の傍にいて贅沢に暮らせるということで現地妻になった“娘”もいますが、なかにはその強制をよしとしない女性も... >>続きを読む。

あたらさ。

あたらさ。

 先日、本土のローカル系テレビを見ていたら、鹿児島の婦人会の地域活動を紹介している番組があった。そのなかで「ものを大事にしよう」ということで、使い古いしたモノを有効活用する活動を続けているという。  番組内で婦人たちが「あたらし」という言葉を盛んに使うのだが、それは「もったいない」という意味であった。もう気づいて... >>続きを読む。

北中城役場退職会のみなさんが、来館。

北中城役場退職会のみなさんが、来館。…

 北中城村の役場退職会のみなさん26名が美術館を賑わせたのは、11月の20日の月曜日午後。退職した方たちですから、もちろん貫禄ある熟年のみなさんばかり。男女ともやはり興味を持つのは、“紋様”が彫り込まれた女性像のことでした。 「この女性たちは、誰がモデルなんですかね?」 と70代の男性が作品を見つめなが... >>続きを読む。

もうすぐ『紋様展』。

もうすぐ『紋様展』。…

 今週の11月17日(金)からボクネン美術館では新しい展示会『紋様の祈り〜未来へのまじない〜』(全71点)が始まります。なんだか、わかりづらいタイトルかも知れませんが、スタッフみんなで、興味深いワクワクするような展示会にしようと張り切っていますので、ぜひ足を運んでもらえると嬉しいです。 この展示会のテーマであ... >>続きを読む。

中城小のみんなもやってきた。

中城小のみんなもやってきた。…

 10月の27日、明日から台風圏内に入るというニュースの真っ只中。美術館を訪れてくれたのは、中城小学校4年生64名のお友達と、伊礼先生と二人の先生。 子供たちは説明や注意事項を聞き終わると、一斉に自分の好きな絵を探して散らばった。何しろ生徒たちに感心したのは、ひっきりなしに質問を浴びせかけてくれたこと。「どう... >>続きを読む。

絵に言葉を。

絵に言葉を。

 もうご存知の方も多いはずです。ボクネン美術館では、版画専門誌『版画芸術』に年4回広告を出しながら、版画作品に〝言葉〟をのせています。今回は、この冬発売の178号。作品は『赤を纏う』(2002年、48.0×47.0cm)です。 そこで、スタッフがつけた言葉は《少女の鎧》。絵は赤い紅型を前にして、女性が着る前の... >>続きを読む。

ボクネン・インタビュー

ボクネン・インタビュー…

⚪きょうは、この秋に開催予定の展示会『紋様の祈り』にちなんで〝紋様″についてお話を聞きます。 これまでボクネン作品の中で描かれた〝紋様″は、まず最初に紋様そのもの、つまりテキスタイルといったような作品、そして次に作品のなかの草や花の自然物が紋様化していくというものでした。 ところが、最近の『樹の娘』... >>続きを読む。