ようこそ「アカラ」へ!④ ウンコ樹座

アカラ施設案内ファサード

アカラには下のイラストにあるような台座がいくつもあります。これは「樹座(じゅざ)」と言って、そこで鳥がウンコしてくれるように設置してあるものです。つまり、そのウンコに混じっている木の種が成長して、いつか「アカラ」の森になるのです。

さて私たちがこの「樹座」で成長させたいとおもっている樹種はというと、アコー(ウスク)やガジュマルです。この木たちはずーっと昔から沖縄の島に住んで馴染んでいますから気持ちよく大きくなってくれるでしょう。

ちなみにアコーやガジュマルたちは灼熱の太陽の陽射しを分厚い葉っぱでさえぎり、深い影をつくってくれます。台風の雨風や火事や砂などからも村の家々を守ります。また島の人たちの仕事の疲れをいやしたり、みんなが集まるための木陰もつくります。

「樹座」で成長した木たちは年月とともに「樹座」から下のほうにヒゲを伸ばし、やがて地面に辿り着きます。それから次第に何本もの根を生やして、いくつものでっかい木になるでしょう。そして「アカラ」の森をつくるのです。

 

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