ようこそ「アカラ」へ!② アカラという名前

アカラ施設案内ファサード

アカラという名前

 「あか」は世界で「美しい」とか「太陽」などという意味で使われているといいます。ここ沖縄にも「アカ」にちなんだ施設「アカラ」があります。

 「アカラ」は沖縄で昔から使われていることばで、つやつやした美しい生命(いのち)の色という意味です。でも、これは沖縄だけでなく、日本本土でも古くから使われていることばなんですね。

たとえば、沖縄では今でも“アカラグヮー”と言って「赤ちゃん」や「赤いもの」の意味で使ったりします。

もともと、この「赤」ということばは、「血」とか「太陽」とかを象徴しているということで「美しい」という意味で世界じゅうのひとたちが使っているようですね。ですから「あか」は地球に住んでいるすべて人々の、なんらかの願いが託されていることばなんでしょう。

そこで私たちは世界に通じる「赤」の「しあわせのちから」を信じて、この建物の名前を「アカラ」と名づけたのです。

「アカラ」はたくさんの「赤い」「かわら」でできています。その瓦のひとつひとつが、たくさんの人々のしわあせを呼び寄せる“赤い力” になることを願っています。

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