投稿日時:2016年01月05日(火) 15:11
ギャラリー散歩
あけましておめでとうございます。今年も美術館、ギャラリーともどもよろしくお願いします。
さて、新年そうそう3日にボクネンが出演した『琉球戦国史』(「琉球放送創立34周年記念RBC劇場」を映像化したもの)のテレビを観た方はいらっしゃいますでしょうか。プログラムは<天の巻><地の巻><竜の巻>の三巻で、ボクネンの出演は<地の巻>と<竜の巻>。そこで、ギャラリースタッフは年末のブログで番組案内をすることになったのですが、なにしろ33年前の舞台公演。当時を覚えているスタッフも限られ、私は社歴の長い某女子と年の暮れは電話の応答でテンヤワンヤ。ふたりともなかなか思い出せないのが、出演した役柄でした。
「ああ、あれはボクネンが伊是名生まれだから、金丸(尚円王)だったはずだよ」と、自信があるようなないような私。
「いやいや、確かあれは阿麻和利(勝連城城主)だったんじゃないかな。金丸ではないとおもう」と社歴の長いスタッフ。
結局、勝敗はどっちつかず。正解は尚泰久(第一尚氏六代王)の息子である八幡王子(尚徳<第一尚氏最後の王>)でした。
ボクネンは残念ながらその番組を観ることができず、放映が終わってからの新年会に、その社歴の長いスタッフへテレビのことを聞いてみることにしました。
「どうだった、テレビは?」とボクネン。
「なにしろ、八幡王子は乳母を殺すほどの暴れ者でした。舞台では始終怒っている印象しかありません…」
ちなみに八幡王子は極悪な王で知られた人物。そういえば、当時、出演依頼に来たプロデューサーが、「君しかいない」(?)としつこく出演依頼していたのを思い出しました(笑い)。それでも素人ながらよく挑戦したものです。とにもかくにも迷演には違いなかったはずです。