投稿日時:2011年05月08日(日) 12:00

【About iconT-2011】裏話/教育談義

本日最終日を迎えるチャリティーイベント【icon-2011】。
このイベントに際し、MAMOYA卒業生達にも、日替わりで販売応援に来てもらいました。


就職、進学、浪人。進路も個性も様々でしたが、MAMOYA卒業生達に共通しているのは、「目的意識がはっきりとしている」という事でした。
MAMOYAはTシャツ等の企画・制作・販売・運営を自ら行い、より実践的なデザイン活動の中で、会社の仕組みや各分野での基礎的知識や流れを実践、体験的に学習を行うという卒業制作プログラムのひとつです。出資まで自分で行うという、高校のカリキュラムの概念からいうと、とんでもなく素晴らしいプログラムなのです。(もちろん利益は寄付)
これまで、5年という歴史を刻んだMAMOYA。今年3月の卒業生分で、一旦、その歴史の幕を下ろしました。
理由は様々なので、このプログラム単体についてのコメントは控えますが、こうした「事業者側としても、非常に価値の有る」「学生達とっては自分の進むべき道を見つけるきっかけになる」プログラムが無くなっていく事は、個人的には非常に残念に思います。それと同時に、教育に頼るだけではなく、事業者サイドとしても、もっとこうした動きに大きく門戸を開き、働きかけをする事を積極的にやらなければいけないなぁ、と痛感しました。
お店のカウンターで、ぼんやりとこんな事を考えていると、すぐ隣にいた、このプログラムの立案者であり責任者の大城先生は、新たなプログラムで使えそうな、iphoneアプリを探したりしていました。さすが・・・現状の不満を考えている私とは次元が違い、次のステップを踏み始めている・・・。頭が下がります。
スタッフ/ケンタロー

MAMOYA卒業生と談笑する、名嘉睦稔(ボクネン)と名嘉太一(AKARAディレクター。実は、彼女達と同じ浦添工業デザイン科の卒業生!!)