投稿日時:2011年06月22日(水) 17:08
~ボクネン美術館便り~伊是名島のオバァたち
ボクネンさんの生まれ故郷の伊是名島の勢理客(じっちゃく)のオバァ達がボクネン美術館に遊びに来てくれましたよ。ボクネンさんのお母さんくらいの年代のオバァたちはとても元気!
オバァたちはボクネンさんの生家の隣近所でボクネンさんを赤ちゃんの頃から知っているお母さんみたいな人達です。オバァたちはボクネンさんの絵を見ていると立ち上がりとても綺麗な声で歌いだしました。その声に合わせてオバァたちの踊りが始まりました。
踊ることがとても自然な、そして必然なことのように何度も踊り、歌っていました。伊是名島の勢理客(じっちゃく)ではこういう光景が当たり前のようにあって、その唄声やオバァたちのなんともいえない全てを包み込むような優しい空気の中でボクネンさんは少年時代を育ったんだな~。
「ボクネンは子供の頃は鳥を捕まえたり、木から落ちて腕を折ったり足を折ったりしてたさ~。」と笑いながら時には目を潤ませながら小さなころのボクネンさんの思い出話を話すオバァたちはとても嬉しそうでした。
こんな風に美術館で踊りを見れるなんてボクネン美術館ならではですね!踊るオバァたちを見ているとボクネンさんの作品の奥底に流れている何か民俗的で神秘的なものの源泉が見られたような気持になったな~。