投稿日時:2013年12月09日(月) 10:52

ばんばんニュース 第4号

版版ニュース2 

 先週の3日(火曜日)だったとおもうが、おもわぬ方々が美術館を訪ねてきてくれた。今年から、名桜大学の副学長に就任した山里勝己さんだ。山里さんはもう20年以上まえからのボクネンの知り合い。ボクネンが「豆本おきなわてぃぬひら昔ばなし」を出したころからのつきあいが続いている良き先輩だ。当時、豆本もいろいろと応援してくださったかただ。その山里さんが、ふたりのおともだちを連れてのご来館。いろいろと話がはずんだひとときとなった。

 連れのひとりは、女性でオーストラリアからのキャサリンさん。大のボクネンファンで、アカバナーのモノクロ作品を1点購入。「これをみて、いつもわたしも咲きたい」なんて、素敵なことを言ってくれました。男性のお客さんはハワイ大学のフランク・スチュワートさん。2年ほどまえに、山里さんと協力して『カクテルパーティー』(大城立裕作)を英訳出版した方だ。美術館に展示された作品では『よからぬ相談』をとくに気に入り購入寸前までいったが、予算を都合つけてふたたび来館することを約束してくれた。
 ちなみに、このボクネン作品『よからぬ相談』は、フランクさんと山里さんがだいぶ気に入ったようす。ながいあいだ、その作品のまえで立ち話。「この作品は、世界に通用するよ」とは、山里さんのことば。そのことばに頷いたのは、もちろんフランクさん。さいごに、もしハワイでボクネン展を開催するのであれば、協力を惜しまないことも約束してくれた。

BBN-4
           右から、キャサリンさん、フランクさん、山里さん