投稿日時:2013年06月25日(火) 19:15

芸術 x 建築 アカラの誕生秘話

もうすぐ3年目を迎える複合施設としてのアカラ。その誕生秘話が、去る5月に那覇市で開催された沖縄県建築士事務所協会の記念懇談会で語られました。施設内にあるボクネン美術館の展望台を上がって見ることができる流線型の赤瓦屋根。その瓦の一枚一枚が、ネジで留められているのを見た時に、創造を形にするためにたくさんの人達が関わり、困難と思われることも実現することが可能だということを思い知らされました。

アカラ屋島組.jpg

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写真左は、世界的建築家、イオ・ミン・ペイ氏の片腕であるファン・グアン・フ(方光虎)氏
EPSON MFP image
こちらは、そのアカラを描いた第60回全琉図画展入賞作品ですが、タイトルの「昔ながら」という表現は、なぜアカラの屋根が流線型になったのかを潜在的に見抜かれていたような気がします。