蝶々。

 今日は旧盆のなか日。特にウークイの日には、親戚やらいろんなひとがくるでしょうね。いや、ひとに限らず〝蝶々〟も来たりしませんか、というお話。

 蝶々と言えば、法事に時たま現れたりするのを見たことがありませんか。皆さんの中にも、その蝶々の来訪を何度か経験したひともいるかと思います。

 僕は、その蝶々を見てなくなったひとが何かを伝えにきたんだろうな、なんておもっていました。ところがそれはどうも違っていたようです。法事の席に現れる蝶々は、実は〝神様〟のメッセージを伝えにきたというのです。

 つまり蝶々は神のメッセンジャーなんですね。そして、そこを飛び回って、伝えてくれる〝神ンチュ〟を探しているというのです。ボクネン作品にも蝶々がよく出てきます。そしてその近くには、神女がいます。つまり、その作品は、蝶々が神のメッセージを伝える神女を探し当てたところを描いているのかも知れません。

 もちろん、このことは僕の想像(絵の楽しみ方)にしか過ぎませんが、しかし蝶々は本当に〝神のメッセージャー〟と昔のひとたちは信じていたんですよ。

 ところで、それでもわからないことが一つあります。それは、ボクネン作品には蝶々のほかに〝蛾(が)〟も現れるときもあります。その〝蛾〟は一体なんでしょうか。蝶々にメッセージを託したものの、心配になって霊界から出てきたのか。それとも、作家自身がなのか。興味がつきません。

 さて、明日は〝ウークイ〟。もし、蝶々が出てきたら、亡くなったおばぁちゃんやおじいちゃんとおもって、話しかけてみるのもいいと思いますよ。(作品『万象連鎖八 訪れ』)