投稿日時:2017年04月27日(木) 12:44

「興奮を共有した!」ボクネン、こどもたちと共同制作。

 

愛媛県松山市で、現在開催されている「名嘉睦稔展〜風の伝言を彫る〜」の関連イベントで、遊子小学校(宇和島市)の生徒たち24人(4〜6年)が作家と一緒に、共同作品に取り組んだ。場所は同校のゆすっこホール。展示会に合わせて、子供たちにぜひ版画の楽しみを知ってほしいという主催の実行委員会の申し出に名嘉さんも、快く承諾。このワークショップに結びついた。


作品は事前に名嘉さんがナポレオンフィッシュ(90×220 cm)を彫り上げ、その胴体部分に生徒たちの「いろんな作品」がウロコとして貼られる形になり、幻想的で夢のある作品に仕上がった。

制作前や作業中には彫り方、刷り方、裏彩色の色付けなど細かい説明を名嘉さんから聴き、みんな真剣そのものだった。

作家と子供たちが一体となった制作風景に会場に詰めかけた大人たちも、感動したようす。名嘉さんも「興奮が共有できた」と嬉しそうだった。

同展示会は、愛媛県美術館で5月7日まで。

◆愛媛新聞社オンライン

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