中城小のみんなもやってきた。

 10月の27日、明日から台風圏内に入るというニュースの真っ只中。美術館を訪れてくれたのは、中城小学校4年生64名のお友達と、伊礼先生と二人の先生。

子供たちは説明や注意事項を聞き終わると、一斉に自分の好きな絵を探して散らばった。何しろ生徒たちに感心したのは、ひっきりなしに質問を浴びせかけてくれたこと。「どうしてひまわりだけをたくさん描いたんですか?」から始まって「みんな描いたなかで、どんな絵が一番多いんですか?」、「なぜ、版画を始めたんでですか?」まで、いろいろな興味深い質問が続出。

版画では刷り終わると、彫ったところが白になり彫らないところが黒になるが、白いところは色を塗ることができると、伊礼先生が版画の基本を説明。すると、それぞれ真剣に頷いた。

そして館長の話。ボクネンが版画を始めたのは、自分で直接描くのではなく彫刻刀を通して、どこかよそからの何らかの力を授けてもらいたからと願っているということを紹介。生徒たちは目をくるくるさせて、不思議な表情を見せていた。

最後に、自分の好きな作品を一点だけ選び、感想も丁寧に書いて美術館をあとにした。