投稿日時:2017年10月10日(火) 16:10

笑顔のアミークスがやってきた。

 今年もアミークスのみんな(4年生図工科)がやってきた。恒例の「アクティビティー」(創作活動)のために10月2日から4日まで顔を見せてくれた。版画の下書きのため。来年の1月11日には、完成した版画をお披露目する展示会が予定されている。完成作品は例年通り、個人で仕上げるものと全員で仕上げる大きな作品(模写するのは『真南風の向日葵畠』)の二つだ。

 国際的な人材育成を目的とする〝沖縄アミークスインターナショナル″。最近は別方面でもマスコミでよく取り上げられるようになり、もうお馴染み。アクティビティー初日には、沖縄県の造形教育関係の方も顔を見せ、熱心に見学をするほどの注目ぶり。

 ここでユニークな子どもたちの絵をいくつか紹介しましょう。まず、物語を考えながら絵を描く前田陽菜乃(ひなの)ちゃん。二つの太陽を描いて、その真ん中に一輪の〝ひまわり″。このひまわりがどこの太陽の方向を向くのかがテーマと言う。それは神さまの気持ち次第と言うのです。これを陽菜乃ちゃんは、「太陽と太陽の分かれ道」と説明してくれた。これはもう模写というより、絵も描く絵本作家と言うところ。

 そして、池上眞陽(いけがみまさや)君は、イチゴと船を描いた中東風の絵とイルカが高速でまわりながら扇風機のようになった絵柄。まさにグラフィックデザイナーの域に達しているのだ。

 このほかにも、ユニークな絵がいっぱい。あとは、展示会の時に拝見することにしましょう。もちろん、A3大の板片を80枚並べる共同作業作品の方もみんな一生懸命。この方も、展示会の時に見ることができます。

池上眞陽君の下絵