韓国の少年少女が来館。

先週の2月2日、夕刻に韓国の中学生たちが16名、美術館を訪ねてくれました。引率のユン・ヨンソ校長は、熱心に子どもたちの感想を聴き、版画作品ついて話し込んでいました。それもそのはず、ユン校長は“文学畑”の出身。沖縄と韓国の文化的な共通点などについても話していたようです。

もともとこの韓国の学校、情操教育を旨とする施設で、今回ツアーも“小さな種旅行”と名づけられたもの。校長の並々ならぬ感性教育の指導にみんなも圧倒されっぱなし。そして、この沖縄旅行をコーディネートしたのが、埼玉の元教員、道正(どうじょう)幸信さん。道正さんの在籍していた学校が、韓国の学校と姉妹関係にあったことでこの企画が立ち上がったそうです。

ちなみに、道正さんは30年以上のボクネンファン。自宅の玄関には版画も飾ってあるほど。さて、版画を観た子どもたちは口々に「プリティー」を連発。ユン校長も沖縄の深い文化にうなずきっぱなし。道正さんも展示中の『標道』(2004年)を見て、しばらく立ち止まったかとおもうと、「この作品はなんど見ても癒されますね」と感慨深げ。最後に、ユン校長が「平和な島に戻れたらいいね」と言ったひとことが印象的でした。

『道標』(2004年)