絵と言葉の出会い

版芸171号

 ボクネン美術館は『版画藝術』という版画専門誌(季刊誌)に毎回広告をのせています。それは版画作品にフレーズをのせて「絵と言葉」の「出会い」の場をつくりだすというものです。いわゆる「絵と言葉」のお見合いと言ったところでしょうか。

 今回の171号(2017年、春の号)に掲載したボクネン作品は『流転』(2013年、48×47 cm)。これに添えた言葉は、上記のように「光の野望」としました。光を喰って人間の生きる環境を整えてくれている植物たち。彼らのおかげで私たちはこの地球にいられるのですね。そんな植物たちの母なる存在が「光」。そういうふうに考えると「光」は、私たち人間にとつもなく大きな恩恵を授けている存在なんですね。

 もしかすると「光」は人間の想像の及ばないところで、地球がなくなったあとも銀河系においてなんらかの「野望」を抱いているのかも知れません。