投稿日時:2015年11月30日(月) 14:46

今日のボクネン 01

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 本日からちょくちょくやろうとおもう新ブログです。名づけて“今日のボクネン”。

 前々からおもうことだが、ボクネンのゆんたくは実に長い。それはもう、ちょっとやそっとでは終わらない。この長さをの理由を一度、聞いてみた。「ぼくは、ちゃんと話さないと気がすまないんだ。それで、そんなに長くなるんだとおもう。これ、どうしょうもないんだ」。

 確かにボクネンの話は、ときには過去にあったことを引っ張り出して話題にしたり、とにもかくにもじぶんが気がすむまで話し続けるのだ。そうおもうと、彼が約束の時間に遅れたりするのは、この理由もひとつありそうだ。どっちにしても相手に対して、どんなに小さなことでもちゃんと話すのが彼の流儀みたい。

 さて、この“今日のボクネン”は、そんなゆんたく(おしゃべり)話から、ときどきみなさんにつまみ程度に伝えていこうというブログ。まぁ、ボクネンは話し好きだから、いろんな話が聞けるとおもうよ。

 これからは本題だ。11月の中旬ごろ、ジャノスのテラスでのこと。

 私はいつも不思議におもっていることを尋ねてみた。それはボクネンが魚穫りというか釣りが滅法にうまい理由だ。もちろん伊是名生まれだから、ものごころついてからはすでに、海人(ウミンチュ)の手伝いをしているだろうし、そんなことが大体の理由だとはおもうのだが、それでは私としては納得いかないのだった。もっと納得する理由を今日こそは、聞いてみようとおもったのだった。

 「釣り場に立ったら、まず釣ろうとおもう魚の性質だね。それから、その釣り場の構造・環境がどうなっているのか。このふたつを押さえないとうまくいかないね」

 なるほど、これはボクネンの釣り師の理屈で説明しているようだ。数学で言えば魚の性質=a(定数)、釣り場の環境=N(変数)とも言えそう。どんな魚を釣りたいかをaに当てはめ、どんなところで釣っているかはNに当てはめてみよう。Y(魚釣り)=a(定数)×釣り場の環境N(変数)という中学にならった一次関数の式にも似ていそう。穫りたい魚の性質は変化しないが、環境はいろんな場所があって変化するものだということを理解することが大事だね。

 しかし、もっと突き詰めていくと、魚の性質や環境の変化は、季節の海の風などによっても違うはずだから、これはもうもっと難しい世界になりそう。こうなる一次関数ではすまないだろう、言わば微分・積分の世界になるかも。これはもう究極の海人の世界だ。

 とにもかくにも素人はいろんな魚の性質を知ること、また岩場など漁場のいろんな環境を経験・熟知することがまず大事になるね。つまり魚釣りは、結局、長い海の経験がものをいうプロの世界だということになるね。いや、まいりました。

 今日のボクネンでした。