ばんばんニュース 第27号…

ばんばんニュース 第27号

版版ニュース2

 現在、ボクネン美術館ではボクネン展Vol.14『太陽の歓び〜うてぃだがなしの誕生日〜』を開催中です。「太陽を描くボクネン」をテーマに展示会はなかなか見所満載。そのノリに乗じて最近発刊されたのが、『Bang Bang』12g号。展示40点のなかから17点をセレクションしてあれこれと解説させていただきました。いや解説というより、館長の独り勝手な言説集といったところでしょうか。まぁ、興味のある方はギャラリーに置いてますので一読ください。1冊350円の手づくりブックです。

 さて、『Bang Bang』にも書いていますが、この展示会の興味はなんといっても「ボクネンにとって太陽とはなにか?」ということでしょう。なんだか大げさですみませんが、ボクネンという作家を「太陽」との関係を語らずして、作品を語ることもむつかしいとおもわれます。例えば、炎天下のもとの光、それに付随する深い影。これらの光景は根本的にボクネンという作家を包んでいます。つまりは、これらの光と影がエネルギーとなって、この作家が作品を描きあげているといっても間違いないことでしょう。作家の作品のなかから湧いてくる迫力やエネルギーは、まさにこの太陽から授かったものだといえましょう。

 近年、逝った解剖学者の三木成夫は「植物は、太陽を心臓として、天地と大地を結ぶ循環路の、ちょうど毛細血管の部分に相当する」と大胆に書いています。ボクネンの植物好きはすでに有名なことですが、その理由はまさに「植物が太陽を心臓として、天地と大地を結ぶ循環路」だからでしょう。さて、ボクネン作品と太陽のことを追求していけば、必ずや作家としての資質をさぐりあてることができるでしょう。そんなことを考えながら『Bang Bang』12g号を書いてみました。

BangBang12表紙