絵を待ち伏せる言葉たち No.27…

絵を待ち伏せる言葉たち No.27

絵を待ち伏せる言葉たち(表紙

 こんにちわ。さて、もう1年半前あたりから継続しているある「ボクネン美術館」の広告があります。それは『版画藝術』という専門誌に季刊ごとに「ボクネン作品」を掲載するのですが、それにフレーズをのっけようという無謀な試みをあきもせずずっとやっているのです。この春で27回目になるのですが、なんの反応があるのかないのか私たちには一向に知り得ませんが、とにかくボクネンの「どうせ広告をやるなら、ひとがやらないことをやろう」という発言そもそもの始まりでした。フレーズを担当するのは、館長のわたしでございますが、うまくいってるのか、いってないのか、にっちもさっちもわかりません。どっちにしても作品を描いた作家とフレーズ係の館長の合意を得た時点で広告はゴーが出されます。とはいっても、作品に言葉をつけるなどということに正解があるはずもありません。ボクネンと私は、「よし、これでいこう」「ふむ、これしかないだろう」「いや、これでだいじょうぶかな?」とかなんとか難しい顔をしながら、ときには笑いながらその季刊ごとにフレーズを決めていくのです。これに私たちは「絵を待ち伏せる言葉たち」というとんでもないタイトルをつけたのでありますが、とにもかくにも「絵は観るひとのもの」というボクネン哲学に裏打ちされていることは言うまでもありません。つまりは、館長わたしがまずは「絵は観る館長のもの」として代表を勝手にさせてもらっているだけの話です。ですから、これを観たみなさんは「絵は観る私のもの」としてじぶんなりのフレーズをつけていただければこれより楽しいことはありません。さてこ難しい話はこれくらいにして、まだ世に発刊されていない『版画藝術』167号(春期)の広告を、このブログを読んでくれているみなさんにだけ特別公開しますね。

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